【めだかのうた】

めだかの学校

「めだかの学校」という童謡、誰もが一度は聴いた事があるのではないでしょうか?

60代の私の親も、30代の私も、もちろん小学生の我が子も歌えます。

子どものころは何の気なしに歌っていたこの童謡、ふと思えば、いつ、どこで、誰が作って、いつから歌われているのだろうか?と気になりました。

 

蛍の光って…

「蛍の光」のように、実は日本のメロディではなく、遠くスコットランドの「オールド・ラング・サイン」という民謡からきているような不思議なルーツがあったりするのだろうか…、などと考えていたのですが、実際は…日本の方が作詞作曲をしている純日本の歌でした。

ちなみに「オールド・ラング・サイン」と「蛍の光」は、メロディーラインは同じではあっても、歌詞は稲垣千穎(いながき ちかい)さんという方が作詞されたものだと言われており、「オールド・ラング・サイン」は旧友と昔を懐かしみながら酒を酌み交わしている情景の歌詞ですが、「蛍の光」は、1番は友を思う歌ではあれど、少し違った雰囲気になっています。

話は戻って、「めだかの学校」は1951年に発表され、1952年にレコードになっています。英語版もあり、タイトルは「KILLIFISH」というそうです。

1954年に文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞し、2007年には文化庁が選定した「日本の歌百選」にも選ばれています。そりゃあ誰もが知っている歌なわけですね。

作詞は茶木滋さんという方で、作詞家の他に薬剤師もされていた方です。

「めだかの学校」は茶木滋さんの実体験に基づくもので、神奈川県小田原市にある荻窪用水というところで、息子さんとしたのやり取りから生まれた歌なのだそうです。

 

作曲は中田喜直さんという方でした。

中田喜直さんは「めだかの学校」の他にも「夏の思い出」(尾瀬の水芭蕉がでてくる)や、「小さい秋みつけた」(哀愁の漂う秋を感じさせる歌)の作曲もされているそうです。

「めだかの学校」は3番まであるのですが、同じフレーズが出てくるので、子供が覚えやすくて歌いやすい歌詞になっています。

子どもの頃にはよく見かけていた、めだかが小川や田んぼの中をすいすいと泳ぐ姿を、学校だから集まっているんだと表現する子供ならではの発想は新鮮です。今では見かけることが減った光景ですが、歌を聴けはあの情景がよみがえってきます。

めだかの兄妹

その他にも、めだかが登場する歌と言えば、わらべというグループが歌っている「めだかの兄妹」という歌も有名です。

1982年に発売された、わらべの1枚目のシングルです。私はまだ生まれていなかったので、昔を懐かしむ番組等で聴いた記憶があります。

 

作詞は荒木とよひささん、作曲は三木たかしさん。

お二人はテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」、「つぐない」等を作詞作曲された有名な方です。わらべの2枚目のシングル「もしも明日が…。」もお二人の作品です。

荒木とよひささんは「一円玉の旅がらす」という童謡の作詞もされています。私は子供の頃、この歌の「ひゅるるん」のところが好きでした。

三木たかしさんは合唱曲「心の瞳」や「アンパンマンのマーチ」の作曲もされています。

編曲者の欄に坂本龍一さんのお名前を発見し、大変驚きました。

「めだかの兄妹」という歌、タイトルを考えるとめだかが主役のように感じていたのですが、めだかが登場するのは3番目でした。この歌の歌詞は、大人になってからじっくりと読み込んでみるととても深い意味があるように感じます。

どうなろうとも「自分は自分」というメッセージが込められていて、優しいメロディと歌声とともに、心の支えになる一曲だと思います。

今回はめだかの出てくる歌について調べてみました。

めだかは穏やかな自然を感じる生物なので、優しい気持ちになれる曲に使われていました。

その他にも、身近な生き物が登場する歌は色々とあると思うので探してみてください。

関連記事